この模型はバンダイの1/72メサイアをキット改造して製作しました。
TV版では第15話で図面データとしてファイターのみ登場しており
ガウォークやバトロイドは未登場。
この模型は私的な妄想憶測で製作したものであり
本編の正式設定には準じておりませんので
その点は模型的二次創作と御了承ください(^-^/
ガウォーク形体
GERWALKとは、
「Ground Effective Reinforcement of
Winged Armament with Locomotive Knee-joint」
可動膝関節による有翼地面効果支援兵器の
頭字から造語されたという。
可変戦闘機がファイターから人型バトロイドへ、
変形をする途中の段階で、
航空機に手足が生えたような姿。
脚部を下方へ垂らしホバリング飛行が可能。
従来の戦闘機から機種転換でのバトロイド操作に
慣れていなくともガウォークでのホバリング飛行は
航空力学的なドラッグが減るので操作しやすい。
また、脚部を降ろして腕部は畳んだままのファイターと
ガウォークの中間形態も存在している。
非戦闘時の哨戒活動や低空高速移動、
戦闘区域からの緊急脱出行動も取れる為、
ガウォークでの運用はバルキリーには
欠かせない物となっている
フォルムはVF-0Dのシルエットを髣髴とさせるが、
ガウォークからバトロイドへの変形は、
胸部となる中央ブロックが機首に、
主翼と背面がコクピット部に覆い被る形式で
どちらかといえば、
旧反統合軍「SV-51γ」の変形機構に似ている。
変形は形態選択レバーの操作のみで全自動で行われ、
各可動部の高速パルスアクチュエータが
熱核反応エンジンからのエネルギー伝導により、
機体各ブロックの移動・組み換えを行う。
バトロイドへの変形所要時間は約0.5秒以下。
これは慣性蓄積コンバーターによる
慣性負荷からパイロットを保護する機構が
YF-24系列から実用化され可能となった。
YF-24
バトロイド形体
新星社とゼネラル社が共同開発した試作機。
ニューエドワーズ・テストフライトセンター所属の機体だが
その設計図は各船団や各移民惑星に提供され
フロンティア船団のVF-25メサイアや
ギャラクシー船団のVF-27 ルシファーとして
この機体をベースに発展機が開発された。
固定武装として
頭部にマウラーROV 217C 12.7mmレーザー機銃×1。
腰部に試験運用装備
ラミントンES-25A 25mm高速機関砲×1(右側)
マウラーROV-25 25mmビーム機関砲×1(左側)
空対空誘導弾として
ビフォーズ AAM-9 中距離ミサイル×6
これは、未確認生命兵器バジュラの装甲を
貫通することだけを目的として開発された非反応弾。
ヒューズGU-15 ガンポッド
旧式ながら速射性能や頑丈な機構の為
搭乗者の好みで使用されている。
ストック部での打撃戦が可能(^-^;
ガーバー・オーテックAK/VF-M9 アサルトナイフ
超硬合金製ナイフ。
バトロイドでは初の近接戦闘用シースナイフ。
刀身表面にピンポイントバリアーを展開することで
戦艦の装甲をも容易に切断できる。
機体概要(私的妄想設定)
次期主力戦闘機開発計画を頓挫させた新統合軍は
VF-19、VF-22の明確な後継機を当初は開発せずにいた。
主な理由としては植民惑星の反逆やテロへの不安が挙げられ
高性能な機体を地球マクロス政府以外に持つのを怪訝したからである。
また、VF-19、22の有人機の限界を超えた機体性能と
対峙する新たな脅威となる敵がいなかったのが主な理由となっていた。
しかし、新星インダストリー社技術陣と惑星エデン駐屯軍、
新統合軍AVF-X開発部門、マクロス7移民船団自治政府は
バロータ軍等の未知なる驚異を感じ
独自にニューエドワーズ空軍基地内で、
試作実験観測機としての名目でYF-24を完成させた。
又、計画名を秘匿する為に機体をペットネームで呼び
計画事項総称として「エボリューション」とした。
そして2048年に未確認生命兵器の存在が認められ、
第117調査船団壊滅と言う事件が発生した。
生存者や戦闘に参加したパイロットの証言から
現行配備されている機種で対応するのは難しいと判断、
奇しくもYF-24の設計図は新たな脅威に対抗する為に
各船団や各移民惑星に提供された。
2010年1月13日製作
(C)バンダイ/ビックウェスト/マクロスF製作委員会